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4つの山札のカードゲーム

4つの山札と、隠されたルール。大きく勝って大きく負ける山札もあれば、勝ちも負けも小さい山札もあります。見分けられますか?約5分、無料、登録不要。比較データをつくるため、スコアをIPアドレスと国とともに保存します。

文:Helibrainチームレビュー:Robert(生物物理学の博士候補生)公開日:最終レビュー日:

カードを引いて、ポイントを稼ごう

最初の持ち点は2,000ポイントです。4つの山札のどれからでも、カードを1枚引いてください。どのカードもポイントがもらえますが、ポイントを取られるカードもあります。

山札には、良いものとそうでないものがあります。どれが良いかを見つけて、できるだけ多くのポイントを残して終えましょう。決まった回数を引くとゲームは終わります。

結果の見方

  • ネットスコア: 100回すべてのうち、良い2つの山札から引いた回数から、悪い2つの山札から引いた回数を引いたものです。−100から+100までの範囲で、0より上なら、長い目で見て得をする山札を多く選んだことを意味します。これはIowa Gambling Task(アイオワ・ギャンブリング課題)の一般的なスコアです[2]。
  • 学習曲線: 同じスコアを、20回ずつのブロックごとに出したものです。棒が上がっていけば、プレイしながらどの山札が得かをつかんだということです。
  • 山札の正体: ゲームのあと、どの山札がどれだったかが結果に表示されます。画面上の位置はゲームのたびにシャッフルされるので、このページを読んでも答えはわかりません。
  • ほかのプレイヤーとの比較: 少なくとも30人がプレイすると、あなたが上回ったプレイヤーの割合が結果に表示されます。

Iowa Gambling Taskの良いスコアとは?

ネットスコアが0より上なら、悪い山札より良い山札を多く選んだということです。健康な成人の多くは、思ったより低いスコアになります。この版の課題を使った4件の研究に参加した健康な成人330人では、100回引いたときのネットスコアの平均は2.5で、約半数が0を下回りました[2][3]。

要点まとめ

  • 測るもの: 不確実な状況での意思決定。ルールが一度も説明されないなかで、勝ちと負けから、長い目で見てどの選択が得かを学ぶ力です[1]。
  • 由来: アイオワ大学のAntoine Becharaらが1994年に発表しました。前頭葉の一部(腹内側前頭前野)を損傷した人は悪い山札を選び続けましたが、健康な人のほとんどは、それを避けることを学びました[1]。
  • わな: 大きく勝てる山札には、大きな負けもあります。負けがまれな山札は、損をしていても人気があります。公開データに含まれる健康な成人602人全体では、山札B(大きな勝ち、まれな特大の負け)が最も多く選ばれました[2][3]。
  • 学習はゆっくりで、人それぞれ: 同じデータでは、ネットスコアの平均は、最初の20回の約−3から、最後の20回の約+4まで上がり、個人差も大きいものでした[3]。
山札の種類ごとに、10枚あたりの支払いを示す棒グラフ。山札AとBは1,000ポイント勝って1,250負けます(Aは5回の負け、Bは1回):差し引きマイナス250。山札CとDは500勝って250負けます(Cは5回の負け、Dは1回):差し引きプラス250。
図1. このゲームでの、山札の種類ごとの10枚あたりの勝ちと負け。1994年の課題と同じ構造です[1]。種類は、ゲームのたびに画面上の4つの位置にシャッフルされます。

ゲームのしくみ

  1. 最初の持ち点は2,000ポイントで、1〜4の番号がついた4つの山札があります。
  2. どれかの山札からカードを1枚引く。 どのカードもポイントがもらえますが、ポイントを取られるカードもあります。カードには両方が同時に表示されます。
  3. 引き続ける。 決まった回数(100回)を引くとゲームは終わります。できるだけ多くのポイントを残して終えましょう。

各山札には40枚のカードがあり、もとの課題と同じく、なくなった山札からはもう引けません。2種類の山札は1枚あたり100ポイント勝ちますが、10枚あたり1,250負けます。残りの2種類は1枚あたり50勝ち、10枚あたり250負けます(図1)。10枚ごとに、どこで負けが出るかを私たちのサーバーがシャッフルし、どの種類の山札をどの位置に置くかもゲームのたびにシャッフルします。

これは、発表された課題と同じ構造でつくった私たち独自のオープンな版で、出版社が販売しているライセンス版のIowa Gambling Task™ではありません。カード、負け、順番は私たち独自のもので、ゲームごとに新しく決まります。

スコアに影響するもの

  • どれだけ探るか。 早いうちにすべての山札を試すと学びやすくなりますが、悪いカードを引くたびにポイントが減ります。
  • 何に気づくか。 大きくてまれな負けは、次の負けまでのあいだに忘れやすいものです。そのために山札Bに何度も戻ってしまう人がたくさんいます[2]。
  • 長い目で考えること。 この課題で得をするのは、次の1枚ではなく、たくさんのカードを通して勝つ山札です。
  • 練習。 一度コツがわかると、2回目のゲームは簡単になります。1回目のゲームどうしで比べてください。

このゲームでわかること、わからないこと

ネットスコアが示すのは、1回のゲームで、あなたがどれだけ早く良い山札を見つけたかです。知能を測るものではなく、脳の健康については何もわかりません。この課題では健康な成人のあいだでも差が大きく、低いスコアはよくあることです[2][3]。診断でもありません。

私たちの版は発表された構造を守っていますが、スコアを実験室の研究とそのまま比べることはできません。研究ごとに、参加者への支払い方や、カードの正確な順番が違っていたからです[3]。このページの参照値は、私たちの版と同じ構造の版をプレイした健康な成人330人の公開データをもとに、私たちが独自に計算したものです[3]。

よくある質問

Iowa Gambling Taskとは?

Iowa Gambling Taskは、不確実な状況での意思決定を調べるためのカードゲームで、Becharaらが1994年に発表しました。プレイヤーは4つの山札から100枚のカードを引きます。2つの山札は大きな勝ちとそれ以上の負けを、2つは小さな勝ちと小さな負けをもたらします。スコアは、良い山札をどれだけ多く選んだかです[1]。Helibrainの4つの山札のカードゲームは、同じ構造のオープンな版です。

良い山札はどれ?

Helibrainの4つの山札のカードゲームでは、良い山札の位置がゲームのたびに変わるので、決まった答えはありません。良い山札は1枚あたりの勝ちが少ない(100ではなく50ポイント)ものの、負けがずっと少ないので、10枚ごとに見ると得をします。どの山札がどれだったかは、結果の画面でわかります。

0を下回る人が多いのはなぜ?

大きな勝ちは魅力的で、まれな特大の負けがある山札(山札Bのような)は、ほとんどのあいだ気分よくプレイできます。健康な成人の公開データでは、山札Bが最も人気のある山札で、良い山札に落ち着かないままの人も多くいました[2][3]。マイナスのスコアはよくあることで、あなたの健康については何もわかりません。

これは本物のIowa Gambling Task?

いいえ。Iowa Gambling Taskは、出版社が販売しているライセンス版の検査です。Helibrainの4つの山札のカードゲームは、発表されたものと同じ構造でつくった私たち独自の版です。10枚あたりの勝ちと負けは同じですが、カードの順番は独自のもので、ゲームごとにシャッフルされます[1]。そのため、スコアはライセンス版の検査のスコアに近いものの、同じではありません。

Helibrainのカードゲームは本当に無料?

はい。Helibrainの4つの山札のカードゲームも、あなたの結果すべても無料です。登録もメールアドレスも支払いも不要です。公平な比較をつくるため、結果をIPアドレスと国とともに保存しており、その内容はプライバシーポリシー(英語)で説明しています。Helibrainはアプリで収益を得ていて、アプリには無料プランと有料プランがあります。プレイするのに、アプリは必要ありません。

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出典

  1. Bechara A, Damasio AR, Damasio H, Anderson SW (1994). Insensitivity to future consequences following damage to human prefrontal cortex. Cognition 50(1–3):7–15. doi.org/10.1016/0010-0277(94)90018-3
  2. Steingroever H, Wetzels R, Horstmann A, Neumann J, Wagenmakers E-J (2013). Performance of healthy participants on the Iowa Gambling Task. Psychological Assessment 25(1):180–193. doi.org/10.1037/a0029929
  3. Steingroever H, Fridberg DJ, Horstmann A, et al. (2015). Data from 617 healthy participants performing the Iowa Gambling Task: a "many labs" collaboration. Journal of Open Psychology Data 3:e5. doi.org/10.5334/jopd.ak (データ: osf.io/8t7rm 、CC BY 4.0。このページのブロックごとの数値は、このデータから私たちが独自に計算したものです)

このページの作り方:上に挙げた研究をもとにHelibrainチームが執筆し、2026年11月4日にRobert(生物物理学の博士候補生)がレビューしました。出典に変更があれば更新します。