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ロンドン塔テスト

最少の手数でお手本と同じ並びにしてください。先に計画してから動かしましょう。約5分、無料、登録不要。比較データをつくるため、スコアをIPアドレスと国とともに保存します。

文:Helibrainチームレビュー:Robert(生物物理学の博士候補生)公開日:最終レビュー日:

最少の手数でお手本と同じ並びに

色のついた玉を1つずつ動かして、お手本の図と同じ並びにしてください。問題ごとに、最少で何手でできるかが表示されます。まず考えてから動かしましょう。

全16問で、2手から6手まで、だんだん難しくなります。動かせるのはいちばん上の玉だけで、棒には入る数より多くの玉を置けません。 最初に短い練習問題があります。

このゲームで測るもの

ロンドン塔課題は、心理学の研究で使われてきた古典的な計画のパズルです。高さの違う3本の棒のあいだで色つきの玉を動かし、最少の手数でお手本と同じ並びをつくります。行動する前に、何手か先までどれだけうまく考えられるかがわかります[1]。

神経心理学者のTim Shalliceが、計画を研究するために1982年にこの課題を考案しました[1]。どの問題にも最少の手数があり、この課題では、その手数でゴールにたどり着けたか、余分に何手かかったか、最初の一手の前にどれだけ考えたかを記録します。ハノイの塔に少し似ていますが、ルールも問題も違います。

問題の難しさを決めるのは、手数だけではありません。お手本を見ても動かす順番が決まらない問題や、まず玉をどかさなければならない問題では、同じ手数でも計画に時間がかかります[2][3][4]。

ゲームのしくみ

  • 3本の棒には、それぞれ3個、2個、1個の玉が入ります。玉は1つずつ動かします。動かせるのはいちばん上の玉だけで、いっぱいの棒には置けません。
  • 各問題には、お手本と、最少で何手でできるかが表示されます。その手数でお手本と同じにできれば、パーフェクトです。
  • 問題は16問で、2手から6手まで、だんだん難しくなります。各問題は、60秒たつか、20手動かすと終わります。
  • 玉をタップしてから置きたい棒をタップするか、ドラッグします。キーボードでは、1、2、3のキーで持ち上げたり置いたりできます。
  • 最初に短い練習問題があります(スキップもできます)。毎回、玉の色が変わるので、2回目は見た目が新しくなりますが、難しさは同じです。

問題は私たちが独自につくりました。玉の並び方36通りすべてをコンピューターで探索し、各問題の最少手数が正確であることを確かめています。また、3手以上の問題には、どれも最短の解き方が1つしかありません。ゴールの並びには、研究者が変化をつける3つの形をまぜています:すべての玉が1本の棒にある形、2個と1個に分かれた形、1本に1個ずつの形です[2]。

スコアの見方

  • 最少手数で解けた問題:メインのスコアで、パーフェクトの数です。
  • 余分な手数:解けた問題で、最少手数を超えて動かした手の数です。
  • 最初の一手までの考える時間:玉に触れる前に、どれだけ見ていたかです。研究者はこれを「初期計画時間」と呼びます。
  • 解き方のタイプ:長めの問題で、時間のうち最初の一手の前に使った割合です。割合が大きいほど、解き方の多くを先に頭の中で計画したことを意味します。

成人179人を対象にしたある研究では、最初の一手の前に計画する時間の割合が大きい人ほど、最少手数で解ける問題が多い傾向がありました[5]。先に計画するよう指示すると、ある研究では成績が上がりました[6]。しかし別の研究では、計画する時間は長くなったものの、動かし方は良くなりませんでした[7]。ですから、「解き方のタイプ」は今回のプレイの説明として受けとめ、決まりとは考えないでください。

プレイした人が十分に集まると、結果には、このゲームのほかのプレイヤーの中でのあなたの位置も、「平均より下」「平均的」「平均より上」の3つの区分で表示されます。正確な順位ではなく区分にしているのは、この課題を1回やっただけでは、計画の力がおおよそしかわからないからです(下記参照)。ほかのプレイヤーはこのサイトの訪問者で、代表的なサンプルではありません。

普通のスコアは?

このバージョンには基準値がありません。もっと難しい24問(4〜6手)を使った研究用のバージョンでは、24問のうち最少手数で解けた問題は、若い成人で平均約17問、61〜77歳の成人で約13問でした[8]。このゲームとは問題も制限時間も画面も違うので、これらの数字は参考で、ものさしではありません。

このゲームでわかること、わからないこと

ロンドン塔課題は、計画についての研究や臨床の評価で使われていますが、このページはゲームで、臨床検査ではありません。知能を測るものではなく、1回のプレイはその時点の様子にすぎません。疲れや使う機器によって結果は変わります。

若い成人79人がコンピューター版のロンドン塔課題を2週間あけて2回行った研究では、2日間の手数のスコアはごく弱くしか一致しませんでした(相関は0.15)。一方で、解く速さは速くなっていました[9]。ですから、1回の結果はおおよその目安と考え、1つの数字ではなく、別々の日に何回か試した結果を見てください。

よくある質問

ロンドン塔テストでは何を測るの?

計画、つまり一連の手を、実際に動かす前に頭の中で組み立てる力を測ります。メインのスコアは、最少手数で解けた問題の数です。研究者は、最初の一手の前に考える時間や、余分な手数にも注目します[1][5]。

ロンドン塔とハノイの塔は同じ?

いいえ。どちらも3本の棒のあいだでコマを動かしますが、ハノイの塔では大きさの違う円盤の山を動かし、大きい円盤を小さい円盤の上に置くことはできません。ロンドン塔では、玉はすべて同じ大きさで、棒ごとに入る玉の数が違い、問題ごとに独自のお手本があります。

先に計画するのと、動かしながら考えるのは、どちらがいい?

人どうしで比べると、最初の一手の前に計画する時間の割合が大きい人ほど、余分な手数が少ない傾向があります[5]。ただし、もっと長く計画するよう指示されても、いつも良くなるとは限りません[7]。両方のやり方を試して、自分に合うほうを見つけてください。

Helibrainのロンドン塔テストは無料?

はい。ゲームも結果のすべても無料です。登録もメールアドレスも支払いも不要です。公平なスコア比較をつくるために結果を保存しており、その内容はプライバシーポリシー(英語)で説明しています。Helibrainはアプリで収益を得ていますが、このゲームにアプリは必要ありません。

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出典

  1. Shallice T (1982). Specific impairments of planning. Philosophical Transactions of the Royal Society of London B 298(1089):199–209. doi.org/10.1098/rstb.1982.0082
  2. Kaller CP, Rahm B, Köstering L, Unterrainer JM (2011). Reviewing the impact of problem structure on planning: a software tool for analyzing tower tasks. Behavioural Brain Research 216(1):1–8. doi.org/10.1016/j.bbr.2010.07.029
  3. Kaller CP, Unterrainer JM, Rahm B, Halsband U (2004). The impact of problem structure on planning: insights from the Tower of London task. Cognitive Brain Research 20(3):462–472. doi.org/10.1016/j.cogbrainres.2004.04.002
  4. Berg WK, Byrd DL, McNamara JP, Case K (2010). Deconstructing the tower: parameters and predictors of problem difficulty on the Tower of London task. Brain and Cognition 72(3):472–482. doi.org/10.1016/j.bandc.2010.01.002
  5. Schumacher LV, Rahm B, Kaller CP, Schyle V, Weiller C, Unterrainer JM (2026). A novel index to measure pre-planning in the Tower of London task: test–retest reliability and known-group validity. British Journal of Psychology 117(3):1007–1025. doi.org/10.1111/bjop.70044
  6. Unterrainer JM, Rahm B, Leonhart R, Ruff CC, Halsband U (2003). The Tower of London: the impact of instructions, cueing, and learning on planning abilities. Cognitive Brain Research 17(3):675–683. doi.org/10.1016/S0926-6410(03)00191-5
  7. Phillips LH, Wynn VE, McPherson S, Gilhooly KJ (2001). Mental planning and the Tower of London task. Quarterly Journal of Experimental Psychology A 54(2):579–597. doi.org/10.1080/713755977
  8. Jablonska K, Stanczyk M, Piotrowska M, Szymaszek A, Lukomska B, Bednarek H, Szelag E (2022). Age as a moderator of the relationship between planning and temporal information processing. Scientific Reports 12:1548. doi.org/10.1038/s41598-022-05316-6
  9. Piper BJ, Mueller ST, Geerken AR, Dixon KL, Kroliczak G, Olsen RHJ, Miller JK (2015). Reliability and validity of neurobehavioral function on the Psychology Experimental Building Language test battery in young adults. PeerJ 3:e1460. doi.org/10.7717/peerj.1460

このページの作り方:上に挙げた研究をもとにHelibrainチームが執筆し、2026年11月4日にRobert(生物物理学の博士候補生)がレビューしました。出典に変更があれば更新します。