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音感テスト

どちらの音が高いか聞き分けられますか? 聞き分けられる最小の音の差を見つけ、リズムをタップで再現し、音名当てにも挑戦します。約4分、無料、登録不要です。比較データをつくるため、結果をIPアドレスと国とともに保存します。

文:Helibrainチームレビュー:Robert(生物物理学の博士候補生)公開日:最終レビュー日:

あなたの耳はどこまで細かい?

  1. 1. 音の高さ:2つの音が鳴ります。2つ目は高い?低い? 進むにつれて音の差が小さくなります。
  2. 2. リズム:短いリズムを聞いて、同じようにタップします。
  3. 3. 任意:聞こえた音の名前を答えます(絶対音感のパート)。

約4分です。ヘッドホンがあると便利ですが、スピーカーでも大丈夫です。

結果の見方

  • 聞き分けられた最小の音の差:単位はセントです。ピアノの隣り合う鍵盤どうしの差である半音は、100セントです。10回に約7回聞き分けられた差を示します。小さいほど細かく聞き分けられています。
  • 合っていたリズム:5つのリズムのうち、近いタイミングでタップできた数です。テンポは問いません。比べる前に、あなたのタップをリズムと同じ長さに伸び縮みさせます。
  • リズムのタイミングのずれ:タップとタップの間隔が、リズムの間隔から平均でどれだけずれていたかを、パーセントで示します。
  • 当てた音名(任意のパート):1つずつ鳴った音のうち、音名をぴったり当てた数です。半音1つずれた答えは、研究者の採点方法と同じく、パーセントでは部分点になります[1]。

ふつうの耳はどれくらい細かい?

半音は100セントです。実験室の研究では、音楽経験のない人はふつう約12〜35セント、訓練を積んだ音楽家は約2〜17セントの差まで聞き分けられます[2][3][4]。練習の効果は大きく、音楽経験のない人も4〜8時間の訓練で音楽家のレベルに達しました[2]。本当の音痴(先天性失音楽症)はまれで、成人の約1.5%です[5]。

要点まとめ

  • 本当の音痴はまれ: 約16,600人の成人を分析したオンライン研究では、音の高さを生まれつき聞き分けにくい先天性失音楽症の人は、成人の約1.5%でした[5]。「歌が下手」と言う人は、それよりずっと多くいます。
  • 訓練で音感は鋭くなる: クラシックの音楽家は、最初の時点で音楽経験のない人より6倍以上細かく音の高さを聞き分けました。音楽経験のない人は、4〜8時間の練習でその差を縮めました[2]。
  • 絶対音感は早い時期の訓練と言語で変わる: 4〜5歳でレッスンを始めた音楽学生のうち、絶対音感があったのは北京で約60%、米国の音楽院で14%でした[6]。
  • 「1万人に1人」は根拠の弱い数字: よく引用される絶対音感の割合は、ある研究者がたまたま出会った音楽家をもとにした1955年の推定で、無作為に選んだ集団から出した数字ではありません[7]。
  • 誰でも早めにタップする: 拍に合わせてタップするとき、ほとんどの人は拍より数十ミリ秒早くタップします[8]。

音感テストのしくみ

  1. 音のチェック。 4つの音が上がっていくのが聞こえるので、聞きやすい音量に合わせます。大きければ良いわけではありません。
  2. 高い?低い? 2つの音が続けて鳴ります。2つ目は高かった?低かった? 1つ目の音の高さは毎回330〜660 Hzの間で変わるので、決まった音を覚えることはできません。差は100セントから始まります。2回続けて正解すると小さく、間違えると大きくなります。この「2ダウン1アップ」のルールでは、約71%正解できる差に落ち着きます[9]。折り返しが10回あったところで終わり、結果は最後の6回の平均です。
  3. リズム。 短いクリックのリズムが2回流れたら、同じようにタップします。リズムは5つあります。
  4. 絶対音感テスト(任意)。 基準の音もフィードバックもなしで、1つずつ12回音が鳴ります。それぞれの音名を鍵盤で答えます。

音はすべてブラウザの中でつくられ、録音は使っていません。答えは私たちのサーバーで採点し、サーバーはあなたの答えから高い・低いの差の動きを再現します。公平な比較をつくるために結果を保存しており、その内容はプライバシーポリシー(英語)で説明しています。

絶対音感テスト

絶対音感とは、基準の音を先に聞かなくても、音の名前を言えることです。ある大規模なオンライン研究では、絶対音感のある人はほかの人よりはるかに高いスコアを出し、スコアは2つの別々のグループに分かれ、その中間の人はわずかでした[1]。どれくらい一般的かは、誰を調べるかによって変わります。厳しいテストに合格したのは、日本の音楽学生の約30%、ポーランドの音楽学生の7%でした[7]。また、早い時期のレッスンと、声調のある言語は、絶対音感を持つ可能性を高めます[6]。優れた音楽家の多くを含め、ほとんどの人が持っているのは相対音感です。音そのものではなく、音と音の間の差を聞き取ります。

結果に影響するものは?

  • 音楽の訓練。 楽器や歌を何年も続けていると、音の高さの差がずっと聞き取りやすくなります[2][3]。
  • この課題そのものの練習。 最初の何回かのうちに、同じ日の中でも、聞き分けられる差は小さくなります[2]。次の結果と今回の結果を比べてください。
  • ヘッドホンと部屋。 ヘッドホンと静かな部屋が役に立ちます。スマートフォンの小さなスピーカーでは、低い音が聞き取りにくいことがあります。
  • 注意と疲れ。 1回でも注意がそれると、差がまた大きくなります。
  • リズムのくせ。 リズムを再現するとき、人は長い音が短い音のちょうど2倍になるような、単純なリズムに寄っていきがちです[10]。ある程度の「ずれ」は誰にでもあるふつうのことです。

このテストでわかること、わからないこと

Helibrainの音感テストは、研究で使われる課題をもとにした、耳を使って楽しむゲームです。聴力検査でも、失音楽症の診断でもなく、その診断に使われる研究用の検査バッテリー(モントリオール失音楽症評価バッテリーなど)でもありません[11]。ブラウザの音やスピーカーは実験室の機器ではないので、数値はおおよその目安としてください。

話し声がこもって聞こえるなど、聞こえが気になる場合は、医師や聴覚の専門家に相談してください。

よくある質問

自分が音痴かどうかは、どうすればわかる?

半音(100セント)離れた2つの音のどちらが高いか聞き分けられるなら、音痴である可能性はとても低いといえます。ほとんどの人は、それよりずっと小さな差を聞き分けられます[2][4]。本当の音痴である先天性失音楽症は成人の約1.5%で[5]、もっと長い研究用のテストで診断されます。Helibrainの音感テストでわかるのは最初の目安で、診断ではありません。

音痴の人はどれくらいいる?

18〜65歳の成人約16,600人を分析したオンライン研究によると、先天性失音楽症の人は成人の約1.5%です[5]。1980年の古い研究では4%とされていましたが、別のテストと、よりゆるい定義を使っていました[12]。歌がうまく歌えないことから自分は音痴だと思っている人は、それよりはるかに多くいます。歌うことと音の高さを聞き分けることは、別の能力です。

絶対音感はどれくらい珍しい?

絶対音感は一般の人の中では珍しいものですが、どれくらい珍しいかを正確に測った人はいません。有名な「1万人に1人」という数字は、根拠の弱い古い推定です[7]。音楽学生の中での割合は、レッスンを始めた時期の早さと言語によって、数%から約30%までさまざまです[6][7]。

大人になってから絶対音感は身につく?

大人でもたくさん練習すれば、いくつかの音を聞き分けられるようになりますが、本当の絶対音感は、幼い時期の音楽のレッスンと強く結びついています[6]。ほとんどの音楽家が使っているのは、音と音の間の差を聞き取る相対音感で、こちらは何歳からでも練習でよく伸びます[2]。

音の高さのテストで良いスコアとは?

実験室の研究では、音楽経験のない人はふつう約12〜35セント、訓練を積んだ音楽家は約2〜17セントの差を聞き分けます[2][3][4]。10セント未満なら、とても細かく聞き分けられる耳です。100セント(半音)を超える場合は珍しいので、静かな部屋でヘッドホンを使って、もう一度試してみる価値があります。

Helibrainの音感テストは本当に無料?

はい。テストもあなたの結果すべても無料です。登録もメールアドレスも支払いも必要ありません。公平な比較をつくるために結果を保存しており、その内容はプライバシーポリシー(英語)で説明しています。Helibrainはアプリで収益を得ていて、アプリには無料プランと有料プランがあります。テストを受けるのに、アプリは必要ありません。

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出典

  1. Athos EA, Levinson B, Kistler A, et al. (2007). Dichotomy and perceptual distortions in absolute pitch ability. PNAS 104(37):14795–14800. doi.org/10.1073/pnas.0703868104
  2. Micheyl C, Delhommeau K, Perrot X, Oxenham AJ (2006). Influence of musical and psychoacoustical training on pitch discrimination. Hearing Research 219(1–2):36–47. doi.org/10.1016/j.heares.2006.05.004 (セントの値はDeroche et al. 2017のまとめによる: doi.org/10.1121/1.5005496 )
  3. Bianchi F, Santurette S, Wendt D, Dau T (2016). Pitch discrimination in musicians and non-musicians: effects of harmonic resolvability and processing effort. Journal of the Association for Research in Otolaryngology 17(1):69–79. doi.org/10.1007/s10162-015-0548-2
  4. Larrouy-Maestri P, Harrison PMC, Müllensiefen D (2019). The mistuning perception test: a new measurement instrument. Behavior Research Methods 51(2):663–675. doi.org/10.3758/s13428-019-01225-1
  5. Peretz I, Vuvan DT (2017). Prevalence of congenital amusia. European Journal of Human Genetics 25(5):625–630. doi.org/10.1038/ejhg.2017.15
  6. Deutsch D, Henthorn T, Marvin E, Xu H (2006). Absolute pitch among American and Chinese conservatory students: prevalence differences, and evidence for a speech-related critical period. Journal of the Acoustical Society of America 119(2):719–722. doi.org/10.1121/1.2151799
  7. Miyazaki K, Makomaska S, Rakowski A (2012). Prevalence of absolute pitch: a comparison between Japanese and Polish music students. Journal of the Acoustical Society of America 132(5):3484–3493. doi.org/10.1121/1.4756956
  8. Aschersleben G (2002). Temporal control of movements in sensorimotor synchronization. Brain and Cognition 48(1):66–79. doi.org/10.1006/brcg.2001.1304
  9. Levitt H (1971). Transformed up-down methods in psychoacoustics. Journal of the Acoustical Society of America 49(2B):467–477. doi.org/10.1121/1.1912375
  10. Jacoby N, McDermott JH (2017). Integer ratio priors on musical rhythm revealed cross-culturally by iterated reproduction. Current Biology 27(3):359–370. doi.org/10.1016/j.cub.2016.12.031
  11. Peretz I, Champod AS, Hyde K (2003). Varieties of musical disorders. The Montreal Battery of Evaluation of Amusia. Annals of the New York Academy of Sciences 999:58–75. doi.org/10.1196/annals.1284.006
  12. Kalmus H, Fry DB (1980). On tune deafness (dysmelodia): frequency, development, genetics and musical background. Annals of Human Genetics 43(4):369–382. doi.org/10.1111/j.1469-1809.1980.tb01571.x

このページの作り方:上に挙げた研究をもとにHelibrainチームが執筆し、2026年11月4日にRobert(生物物理学の博士候補生)がレビューしました。出典に変更があれば更新します。